食品ラベル
いわゆる「食品ラベル」とは原料・製造日・原産地等、関連法規に定められた必要項目を包装上に中国語で印字または中国語のラベルを貼付するものです。 輸入食品の場合、販売量にもよりますが包装そのものを中国語で作成するケースは稀で、別途ラベルを作成するケースが大半です。 基準となる法規定は中国内で生産された食品に適用されるものと同一です。 輸入品に対する若干の例外規定はありますが、基本的には中国産食品と同様の取り扱いです。 食の安全への関心が高まるなか、「食品ラベル」への取り締まりも年々厳しくなっています。 基本的には中国産食品を前提として制定された法規定のため、世界各国からの輸入品に関してはカバー仕切れない局面もあり、現場の担当官の裁量に委ねられこととなります。
本来の趣旨しとしては、包装・ラベル記載方法の形式を論じるものですが、こと輸入食品に関しては「食品ラベル」に基づいて使用されている原材料、添加物、名称の妥当性等々がチェックされるため、実質的に輸入可否の第一関門となっています。
― 国家質量監督検験検疫総局 2011年第59号公告
「輸入包装食品のラベル管理システムの運用について」―
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